司法書士試験|民法横断整理 ― 善意・悪意・過失が結論を分ける主観的要件の過去問

民法横断、主観的要件、善意、悪意、過失に関する一問一答です。全部で13問です。
代理と意思表示(善意・悪意・過失)
令和5年度 午前の部 第6問 肢5
Aが、Bの代理人と称して、Cとの間で、Bの所有する不動産を売却する旨の契約(以下「本件売買契約」という。)を締結したが、実際にはAは代理権を有しておらず、また、CはAが代理権を有していないことを知らなかった。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
AがBの無権代理人としてC(善意)とB所有不動産の売買契約を締結した場合において、Aが自己に代理権がないことを知りながら締結したときは、CがAの代理権不存在を過失によって知らなかったとしても、AはCに対して無権代理人の責任を負わないということはない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「総則」は1.6%(30問)収録されています。
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収録傾向
- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
問題詳細情報
問題情報
出題年: 令和5年
問題番号: AM6-5
問題ID: R05-AM6-5
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #無権代理、#過失、#契約、#組合、#代理、#代理権、#代理人、#動産、#売買、#不動産、#無権代理人の責任
令和5年度 午前の部 第6問 肢4
Aが、Bの代理人と称して、Cとの間で、Bの所有する不動産を売却する旨の契約(以下「本件売買契約」という。)を締結したが、実際にはAは代理権を有しておらず、また、CはAが代理権を有していないことを知らなかった。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
AがBの無権代理人としてC(善意)とB所有不動産の売買契約を締結した場合において、BがAに対して本件売買契約を追認したときであっても、Cが当該追認の事実を知らないときは、Cは本件売買契約を取り消すことができる。
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令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和5年
問題番号: AM6-4
問題ID: R05-AM6-4
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #無権代理、#契約、#組合、#代理、#代理権、#代理人、#追認、#動産、#売買、#不動産
令和5年度 午前の部 第5問 肢2
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
AがBに対して甲土地を売却し、その後BがCに転売した場合において、Aが第三者による強迫によってAB間の売買契約を締結したときは、Bが当該強迫の事実を知り、又は知ることができたときに限り、AはAB間の売買契約を取り消すことができる。
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- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和5年
問題番号: AM5-2
問題ID: R05-AM5-2
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #意思表示、#契約、#強迫、#組合、#所有権、#登記、#売買
問題文・解説
導入文
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
問題文
AがBに対して甲土地を売却し、その後BがCに転売した場合において、Aが第三者による強迫によってAB間の売買契約を締結したときは、Bが当該強迫の事実を知り、又は知ることができたときに限り、AはAB間の売買契約を取り消すことができる。
令和5年度 午前の部 第5問 肢3
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
AがBに対して甲土地を売却し、その後BがCに転売した場合において、BがCの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことができることを知った後、異議をとどめることなくCから売買代金を受領したときは、Bは、自らの債務を履行する前であっても、Cの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことができない。
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- 年間平均収録数: 81.1問
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収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和5年
問題番号: AM5-3
問題ID: R05-AM5-3
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #意思表示、#契約、#組合、#詐欺、#所有権、#登記、#売買
問題文・解説
導入文
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
問題文
AがBに対して甲土地を売却し、その後BがCに転売した場合において、BがCの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことができることを知った後、異議をとどめることなくCから売買代金を受領したときは、Bは、自らの債務を履行する前であっても、Cの詐欺を理由としてBC間の売買契約を取り消すことができない。
令和5年度 午前の部 第5問 肢4
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
AがBに対して甲土地を売却し、その後BがCに転売した場合において、AがBC間の売買契約の締結後にBの詐欺を理由としてAB間の売買契約を取り消したとき、Cが当該詐欺の事実を知らなかったことについて過失があるならば、AはCに対し、甲土地の所有権を主張することができる。
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令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和5年
問題番号: AM5-4
問題ID: R05-AM5-4
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #意思表示、#過失、#契約、#組合、#詐欺、#所有権、#登記、#売買
令和5年度 午前の部 第5問 肢5
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
AB間の売買契約がAとBの通謀により仮装されたものであり、その後、BがCに対して甲土地を売却し、更にCがDに対して甲土地を売却した場合において、CがAB間の売買契約が仮装されたものであることを知っていたときは、Dがこれを知らなかったとしても、DはAに対し甲土地の所有権を主張することはできない。
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令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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問題情報
出題年: 令和5年
問題番号: AM5-5
問題ID: R05-AM5-5
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #意思表示、#契約、#組合、#所有権、#登記、#売買
問題文・解説
導入文
AがBに対して甲土地を売却してその旨の所有権の移転の登記がされ、その後、BがCに対して甲土地を転売した。この事例に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
問題文
AB間の売買契約がAとBの通謀により仮装されたものであり、その後、BがCに対して甲土地を売却し、更にCがDに対して甲土地を売却した場合において、CがAB間の売買契約が仮装されたものであることを知っていたときは、Dがこれを知らなかったとしても、DはAに対し甲土地の所有権を主張することはできない。
令和6年度 午前の部 第4問 肢2
未成年者に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
未成年者に対して意思表示をした者は、未成年者の法定代理人がその意思表示を知った後は、その意思表示をもって未成年者に対抗することができる。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「総則」は1.6%(30問)収録されています。
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収録傾向
- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
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収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和6年
問題番号: AM4-2
問題ID: R06-AM4-2
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 総則
タグ: #未成年者、#意思表示、#契約、#組合、#代理、#代理人、#売買
担保物権と主観的要件
令和4年度 午前の部 第13問 肢4
留置権に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
留置物の所有者である債務者から当該留置物を譲り受けた第三取得者は、留置権者が留置物の占有において善良な管理者の注意を怠ったとしても、留置権の消滅請求をすることはできない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和4年
問題番号: AM13-4
問題ID: R04-AM13-4
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #占有、#善管注意義務、#留置権、#留置権の消滅
令和6年度 午前の部 第11問 肢5
民法上の留置権に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。 ※商法の適用は考慮しないものとして、解答してください。
Aを賃借人とし、Bを賃貸人とする甲建物の賃貸借契約がAの賃料不払を理由に解除された後、Aが自らに占有権原のないことを知りながら甲建物をなお占有している間に甲建物について有益費を支出した場合において、BがAに対して甲建物の明渡しを請求したときは、Aは、B に対する有益費償還請求権を被担保債権として留置権を主張することができない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
問題詳細情報
問題情報
出題年: 令和6年
問題番号: AM11-5
問題ID: R06-AM11-5
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #債権、#占有、#占有権、#契約、#有益費、#民法上の留置権、#留置権、#解除、#賃貸借
平成29年度 午前の部 第15問 肢2
非典型担保に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
甲が、乙に対する手形金債権を担保するために、乙の丙に対する請負代金債権の弁済を乙に代わり受領することの委任を乙から受け、丙がその代理受領を承認した場合において、丙が乙に請負代金を支払ったために甲がその手形金債権の満足を受けられなかったときは、丙がその承認の際担保の事実を知っていたとしても、丙は、甲に対し不法行為に基づく損害賠償責任を負わない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
問題詳細情報
問題情報
出題年: 不明
問題番号: AM15-2
問題ID: H29-AM15-2
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #不法行為、#代理、#代理受領、#債権、#委任、#弁済、#損害賠償、#請負、#非典型担保
平成31年度 午前の部 第14問 肢2
抵当権の消滅に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは、どれか。
AがB所有の甲不動産を占有して取得時効が完成した後、CがBから抵当権の設定を受けて抵当権の設定の登記がされた。その後、Aが、Cの抵当権の存在を知らずに再度時効取得に必要な期間甲不動産の占有を継続し、取得時効の援用をしたとしても、Cの抵当権は消滅しない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 不明
問題番号: AM14-2
問題ID: H31-AM14-2
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #不動産、#動産、#占有、#取得時効、#抵当権、#抵当権の消滅、#抵当権の設定、#時効、#時効の援用、#期間、#登記
令和3年度 午前の部 第12問 肢4
権利質に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せはどれか。
当事者が譲渡を禁止する旨の意思表示をした債権を目的とする質権の設定は、その意思表示がされたことを質権者が知っていたときは、無効である。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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収録傾向
- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
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出題年: 令和3年
問題番号: AM12-4
問題ID: R03-AM12-4
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #債権、#意思表示、#権利質、#無効、#譲渡、#質権、#過失
令和2年度 午前の部 第15問 肢2
債務者が設定した譲渡担保権に関する次のアからオまでの記述のうち、判例の趣旨に照らし正しいものの組合せは、どれか。
不動産に処分清算型の譲渡担保権を設定した債務者が弁済期に債務の弁済をせず、その後譲渡担保権者が目的不動産を第三者に譲渡した場合において、その第三者が背信的悪意者であったときは、その第三者は、目的不動産の所有権を取得しない。
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民法は過去問全体の29.9%(568問)を占める分野です。 中分類「担保権」は8.4%(160問)収録されています。
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収録傾向
- 最新収録: 令和6年
- 年間平均収録数: 81.1問
- 総問題数: 1902問
収録年度
令和6年、令和5年、令和4年、令和3年、令和2年
問題詳細情報
問題情報
出題年: 令和2年
問題番号: AM15-2
問題ID: R02-AM15-2
科目・分野
大分類: 民法
中分類: 担保権
タグ: #不動産、#処分清算型、#動産、#受戻権、#弁済、#所有権、#背信的悪意者、#譲渡、#譲渡担保、#譲渡担保権
民法、主観的要件(善意・悪意・過失)に関する問題でした。
まとめ
無権代理人の責任と相手方の過失について(令和5年 午前6問 肢5)
無権代理人に対する追認と相手方の取消権について(令和5年 午前6問 肢4)
第三者の強迫と相手方の知・不知について(令和5年 午前5問 肢2)
取消権留保の受領と法定追認について(令和5年 午前5問 肢3)
詐欺取消し後の第三者と過失について(令和5年 午前5問 肢4)
虚偽表示の転得者と善意について(令和5年 午前5問 肢5)
未成年者に対する意思表示の対抗要件について(令和6年 午前4問 肢2)
第三取得者からの留置権消滅請求について(令和4年 午前13問 肢4)
不法占有中の有益費と留置権について(令和6年 午前11問 肢5)
代理受領と第三債務者の不法行為について(平成29年 午前15問 肢2)
再度の取得時効と抵当権消滅について(平成31年 午前14問 肢2)
譲渡制限特約付債権への質権設定について(令和3年 午前12問 肢4)
処分清算型で弁済期後の第三者への譲渡について(令和2年 午前15問 肢2)